さやん
わたしは韓国語の知識“0”からコロナ禍3年間の独学でTOPIK6級まで合格することができました!
わたしのように独学で韓国語の勉強を頑張るみなさんへ『ちょっとしたお手伝い』ができるよう今回も張り切って書いていきます^^
ハングル検定ってどんな検定?
ハングル検定とは?
ハングル検定とは1993年から日本で始まったハングル能力検定協会主催の歴史ある試験となります。
韓国の公式な文字であるハングル(韓国語のアルファベット)の能力を測るための検定であり、具体的には、ハングルの読み書き、文法、語彙などのスキルを評価します。
ハングル検定には、初級から上級までのレベルがあり、受験者の実力に応じて適切なレベルを選ぶことができます。その為、初心者でも試験に挑戦しやすく1級1級合格を目指して勉強していくことができます。
ハングル検定の合格基準レベル
では次にハングル検定の具体的な合格レベルについてみていきます。
5級
4級
3級
準2級
2級
1級
さやん
TOPIKとの違いは?
それでは次に、ハングル検定とTOPIK(韓国語能力試験)の違いについて調べてみます。
そもそもTOPIKとは?
TOPIKとは英語で「Test of Proficiency in Korean」、日本語で「韓国語能力試験」の略称であり、韓国政府が主催している試験になります。
この試験は外国の人が韓国語能力を測るために作られ、世界70ヵ国 以上の韓国語学習者を対象としたる試験になります。
初級(1・2級)と中級・上級(3級・4級・5級・6級)の2部で構成されており、獲得できた点数で級が決まります。
さやん
■関連記事
【わたしの受験記録】TOPIK(韓国語能力試験)3級難易度を分析してみた
TOPIKとハングル検定の違いは?
ではこの2つの試験の違いはなんでしょうか?ハングル検定とTOPIKとの相違点を見てみましょう。
①級の設定と試験内容
②難易度の比較
③ 出題時の言語
④有効期限
級の設定と試験内容
まずハングル検定とTOPIKは級のとらえ方が異なります。
TOPIKは、1級から6級に進むにつれて難度が高くなります。試験内容が比較的易しい1~2級の初級は選択問題のみの構成です。
さやん
3~6級(中級・上級者)問題は書き取り問題が含まれます。
自分の力で韓国語の論文をかかなければいけません
一方、ハングル検定は5級からスタートし、合格するたびに4級、3級と難易度が上がってきます。
さやん
難易度の比較
現在わたしはTOPIK6級、ハングル検定3級を取得済みとなります。
今はハングル検定2級合格に向けて勉強を始めていますが、わたしが勉強していて感じる難易度の違いについてグラフでまとめてみます。
無理矢理レベルを比べてみると上の図のようになりますが、そもそも出題問題として求めている内容が異なります。
【ハングル検定】
韓国語の文字であるハングルの能力を測るために行われる検定
ハングルの読み書きや文法、語彙などのスキルを評価
上級問題になってくると普段はあまり使わない
慣用句や発音表記などの問題もあり
【TOPIK(韓国語能力試験)】
韓国語の総合的な能力を測るための試験
読解、リスニング、文法、会話など
よりリアルな韓国の日常に密着した出題問題
さやん
出題時の言語
出題される時の問題文にも違いがあります。
ハングル検定は日本主催の試験であるため、日本語で出題されます。(2級1級は韓国語)
しかしTOPIKは、韓国語主催の試験となるため問題文も試験会場で流れる言葉も全て韓国語です。
さやん
事前にしっかり対策していけば問題ないです。下の関連記事にまとめています^^
■関連記事
ここに気をつけろ!TOPIK6回受験者が教える当日の持ち物と注意点
有効期限
ハングル検定は取得できたら有効期限はありませんが、TOPIKは取得から2年間という有効期限があります。
さやん
どっちを取得するべき?
さやん
ハングル検定、TOPIKどちらも韓国語の試験であるには変わりないですが、取得後に強みとして生かせる場面が異なってきます。
TOPIKは韓国主催の世界で通用する資格となるため、韓国で就職したい人、韓国の大学に通いたいと思っている人は6級を取得していると大学でかかる金額が免除になったりする場合があります。
また、日本の国家資格である「通訳案内士」の韓国語科目試験が免除になります。
一方ハングル検定は、日本国内で通用する検定であるため、進学時や就職時の履歴書に書くことができます。
また1級1級合格していく検定スタイルのため、今自分がどのくらいの実力なのか確かめながら勉強を進めて行くことができます。
さやん
わたしの受験記録
ここでわたしが今まで受験してきた記録を紹介します。
2021年6月 ハングル検定3級取得
先ほども少し書きましたが、わたしの場合「よりリアルな韓国語の知識をつけたい」「韓国に関わる仕事ができたらいいな」と感じたため、ここでTOPIK試験の勉強にシフトしました。
2021年10月 TOPIK3級に148点で合格
2022年07月 TOPIK4級に189点で合格
2022年10月 TOPIK5級に217点で合格
2023年10月 TOPIK6級に244点で合格
さやん
ハングル検定合格に向けたわたしの勉強法
わたしの受験記録でも書いたようにハングル検定については3級のみ受験をし合格しました。
その時にわたしが使用した参考書はこちらです。
■改訂新版 ハングル能力検定試験3級実戦問題集
さやん
わたしはこの1冊を2ヶ月くらいかけて勉強し合格しました。
2ヶ月といっても毎日勉強するわけではなく、仕事が忙しい日やお出かけしたりする日は勉強できていなかったので、1週間に3.4日、1時間2時間勉強できればいい方だったと思います。
さやん
まとめ
ハングル検定とTOPIK(韓国語能力試験)の違いについてまとめます^^
①級の設定と試験内容
②難易度の比較
③ 出題時の言語
④有効期限
【ハングル検定】
韓国語の文字であるハングルの能力を測るために行われる検定
ハングルの読み書きや文法、語彙などのスキルを評価
上級問題になってくると普段はあまり使わない
慣用句や発音表記などの問題もあり
【TOPIK(韓国語能力試験)】
韓国語の総合的な能力を測るための試験
読解、リスニング、文法、会話など
よりリアルな韓国の日常に密着した出題問題
韓国語の勉強を始めて「試験を受けてみよう!」とまず思うことが凄いことだと思っています!
楽しく韓国語の勉強を始めたつもりでも、試験対策の勉強となると少し気が重く感じる時もありますよね。
しかし、試験を受けていると今の自分の実力や分からない部分はどんなところかまで知ることができ、自分の成長スピードも早く感じることができます。
難しいと感じてもあきらめず、楽しくをモットーに!
わたしのブログが少しでも独学勉強をする方のお役に立ちますように^^
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