さやん
わたしは韓国語の知識“0”からコロナ禍3年間の独学でTOPIK6級まで合格することができました!
今は「全国通訳案内士」の資格取得のために独学で勉強を頑張っているところです。
さやん
わたしの韓国語能力試験(TOPIKⅡ)の実力
全体的な得点&実力
わたしは独学で韓国語の勉強を始めて、昨年度TOPIK6級に合格することができました。
さやん
TOPIKは1度6級を取得しても2年間で失効となってしまうため、定期的に試験を受験し6級の実力を維持する必要があります。
さやん
そして今年受けた試験でも無事6級の実力を維持することができました。
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それでは次に、もう少し詳しく作文問題(쓰기)に注目して見ていきましょう!
作文問題(쓰기)の得点&実力
わたしの作文問題(쓰기)の得点推移のグラフを見てみます。
さやん
作文問題は他の読解問題・リスニング問題と比べて平均点が圧倒的に低いです。
受験者のブログを見ていてもTOPIK6級合格者でさえ50点代という記事をたくさん見ました。
さやん
わたしの場合の6級に合格した2年間を見てみます。
2023年獲得点数:72点
平均点:31.82点
2024年獲得点数:65点
平均点:37.01点
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しかしわたしも初めからこのように点数が取れていた訳ではありません。
作文問題はなぜ点数が取りにくいのか?難しく感じてしまうのか?
さやん
作文問題(쓰기)はなぜ点数が低くなってしまうのか?
点数が低くなる主な原因
作文問題(쓰기)で点数が低くなってしまう原因と考えられる項目を書き出してみます。
1. 語彙・文法のミスが多い
2.論理構成が不十分
3.問題の要求に沿っていない
4.字数不足・時間配分の失敗
語彙・文法のミスが多い
作文でよく見られるのが“語彙の誤用や文法ミス”です。
例えば、「動詞の活用ミス」「助詞の誤り」「複文の使い方の間違い」などが挙げられます。
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論理構成が不十分
作文では、論理的な構成が非常に重要です。
「導入→本論→結論」という流れが不明確だと、読み手が理解しづらくなり減点されます。
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問題の要求に沿っていない
作文問題ではテーマや指示文に従って書く必要があります。
しかし“テーマから逸れた内容”や問題の要求に答えていない文章を書くと大きく減点される可能性があります。
字数不足・時間配分の失敗
TOPIK作文では“最低字数”が決められています。
字数不足は一発で減点の対象となります。
さやん
点数を伸ばすための効果的な対策
上記を踏まえて効果的な対策を考えてみました。
1.高頻出の文法・表現を徹底的に復習
2.模範解答を分析して論理構成を学ぶ
3.指示文をしっかり読みテーマに沿って書く
4.時間内に字数を満たす練習をする
高頻出の文法・表現を徹底的に復習
作文でよく使う文法や接続語(예를 들어, 따라서 など)をマスターし、ミスを減らす練習をしましょう。
模範解答を分析して論理構成を学ぶ
正しい「導入→本論→結論」の流れを意識し、模範解答を参考にして書く練習が効果的です。
指示文をしっかり読みテーマに沿って書く
問題で求められていることを正確に理解しテーマに沿った内容を書く訓練を行いましょう。
時間内に字数を満たす練習をする
制限時間内に書き終えるために、時間を測りながら書く練習が重要です。字数も意識して書きましょう。
結論
作文問題で点数が低くなる原因と対策を上げてみましたが、これは「反復練習」と「模範解答の分析」を通して改善することは可能です。
そしてさらに作文問題は大きく分けて4つの項目から出題され、そのうち53番問題をいかに満点近く獲得するかが高得点のカギだと思っています
さやん
作文問題(쓰기)で高得点を狙うカギは53番問題にあり!
53番問題とは?
先ほども書きましたが、TOPIKⅡの作文問題は、多くの受験者が苦手意識を持つ分野です。
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そこで注目すべきなのは“53番のグラフ問題”です。
この問題は、受験者が得点を稼ぎやすい部分でありながら、しっかりとした対策を取らないと満足のいく点数が得られません。
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高得点を取れる可能性が高い理由
53番問題は、自由な意見や創造力を求める54番問題とは異なり、**グラフに示された事実を客観的に説明する**ことが求められます。
つまり決まった型を覚え、練習を繰り返せば確実に点数を取れる問題です。
さやん
出題形式と評価ポイント
53番問題は、与えられた“グラフや表”の内容を説明する課題です。
さやん
1.正確な情報の読み取り
⇒グラフに示された数値や傾向を正確に把握
2.適切な語彙と表現力
⇒データを説明するための語彙(증가하다、감소하다、비율 など)
接続詞(한편, 또한 など)
3.論理的な構成
⇒序論→本論→結論の流れで文章を構成
さやん
53番問題で満点近くを狙うためのポイント
では、具体的に満点近くの点数獲得を狙うために気を付けるポイントを書き出してみます。
1.グラフの説明で使う語彙・表現を徹底的に覚える
2.定型フォーマットを練習する
3.実践的な練習を積む
グラフの説明で使う語彙・表現を徹底的に覚える
増加や減少、比較、割合などを表現する語彙や接続詞を習得しましょう。
【グラフ時に使用される語彙】
증가하다, 감소하다, 비율, 차지하다, 반면에
【接続語】
한편, 또한, 따라서, 종합적으로 볼 때
さやん
定型フォーマットを練習する
グラフ問題では、定型的な構成を意識するのがポイントです。
【序論】
グラフの概要説明
【本論】
主要な傾向や特徴を説明
【結論】
データから導き出される結論や総括
さやん
具体的な書き方は下の関連記事にまとめています。
■関連記事
実践的な練習を積む
過去問題や模擬問題を活用し、時間を測りながら繰り返し練習しましょう。
特に、数値やグラフのポイントをすばやく読み取り、制限時間内に書き切る訓練が重要です。
さやん
■NEW HOT TOPIK
まとめ
作文問題(쓰기)で高得点を狙うポイントについてまとめます。
2023年獲得点数:72点
平均点:31.82点
2024年獲得点数:65点
平均点:37.01点
1. 語彙・文法のミスが多い
2.論理構成が不十分
3.問題の要求に沿っていない
4.字数不足・時間配分の失敗
1.高頻出の文法・表現を徹底的に復習
2.模範解答を分析して論理構成を学ぶ
3.指示文をしっかり読みテーマに沿って書く
4.時間内に字数を満たす練習をする
1.グラフの説明で使う語彙・表現を徹底的に覚える
2.定型フォーマットを練習する
3.実践的な練習を積む
作文問題で高得点を狙うには53番問題が左右すると言っても過言ではありません。
この問題は、型を覚えて練習を重ねることで確実に得点源にできますが、
逆に、この部分で失点すると全体の点数が伸び悩む可能性があります。語彙力や構成力を磨き、繰り返し練習を続けていきましょう!