さやん
わたしは韓国語の知識“0”からコロナ禍3年間の独学でTOPIK6級まで合格することができました!
わたしのように独学で韓国語の勉強を頑張るみなさんへ『ちょっとしたお手伝い』ができるよう今回も張り切って書いていきます^^
そもそもTOPIKとは?
TOPIKとは日本語で「韓国語能力試験」と言い、韓国政府が実施する外国人の韓国語能力を測るための試験です。
韓国語の読み・聴解・書きを総合的に評価することを目的とし、韓国大学進学を目指す留学生や、韓国での就職やビザ取得を目指す外国人にとって重要な資格と言えます。
さやん
レベル別合格基準
次にそれぞれのレベル別に合格基準を見ていきましょう。
まずTOPIKの問題は、初級(1・2級)と中級・上級(3級・4級・5級・6級)の2部で構成されており、初級の場合TOPIKⅠ.中・上級の場合はTOPIKⅡを受験することになります。
そのため、中級の実力でも上級の実力でもみんな同じTOPIKⅡの問題を受験するということになります。
さやん
3級
4級
5級
6級
3級
120点以上 / 300点
4級
・公共施設の利用や社会的関係の維持に必要な言語(ハングル )機能を遂行することができ、
一般的な業務に必要な機能を実行できる
・ニュースや新聞をある程度理解でき、
一般業務に必要な言語(ハングル)が使用可能
よく使われる慣用句や代表的な韓国文化に対する理解をもとに
社会・文化的な内容の文章を理解でき使用できる。
引用:韓国語能力試験TOPIK
150点以上 / 300点
5級
・専門分野においての研究や業務に必要な言語(ハングル)をある程度理解と使用ができ、
政治・経済・社会・文化などの全般に渡った身近なテーマについて理解し、使用できる
・公式的、非公式的且つ口語、文語的な脈絡に関する言語(ハングル)を
適切に区分し、使用できる
引用:韓国語能力試験TOPIK
190点以上 / 300点
6級
・専門分野における研究や業務遂行に必要な言語(ハングル)機能を比較的正確に、流暢に使用でき、
政治・経済・社会・文化などの全般的なテーマにおいて身近でないテーマに対しても不便なく使用できる
・ネイティブ程度までではないが、自己表現を問題なく話すことができる。
引用:韓国語能力試験TOPIK
230点以上 / 300点
さやん
わたしの合格基準をレベル別に紹介
わたしが具体的に合格した時の韓国語のレベルを紹介していきます。
3級
まず3級を受験した時は、独学で韓国語の勉強を初めて1年半頃でした。
その時は韓国語での日常会話はある程度聞取りができましたが、試験に出てくるような幅広く難しい単語は全く理解できていなかったと思います。
さやん
使ったテキストは?
初めてTOPIKを受験する時に買った参考書はこの1冊だけでした。
■韓国語能力試験TOPIK II 中・上級完全対策
初めは出てくる単語1つ1つの意味を調べるところからくらいのレベルだったため、1問解くのに30分以上かかっていたと思います。
さやん
これをザッと一通りやって試験に臨むのが精一杯でしたが、これで3級には余裕で合格することができました。
もっと詳しい3級合格分析は下の関連記事を見てください
◾️関連記事
【わたしの受験記録】TOPIK(韓国語能力試験)3級難易度を分析してみた
4級
3級にはとりあえず合格はできましたが試験当時はひどいもので、リスニングはまだまだ呪文のように聞こえ、しっかりと韓国語の文章として聞き取ることができませんでした。
さらに읽기(読解問題)も最後まで解けるどころか中間まで解ければ良い方といったくらいの実力だったと痛感したため、4級取得を目指すにはもっと韓国語を早く読めるようになる力も必要だと感じていました。
使ったテキストは?
4級に合格するためにまず3級対策で購入した参考書をしっかり自分が理解するまで3回通りくらい何度も解きました。
■韓国語能力試験TOPIK II 中・上級完全対策
先ほど登場したこの参考書です。
さらに筆記対策として、YouTubeの「ハナ外語」を参考に勉強を進めました。
■ハナ外語
4級合格に向けた詳しい内容は下の関連記事から見てください^^
■関連記事
【わたしの受験記録】TOPIK(韓国語能力試験)4級難易度レベルを分析してみた
5級
4級から5級の壁は比較的低く、以前より少し勉強量を増やしてみるとすんなり5級に合格することができました。
当時自分に足りない部分は単語力と文章構成力だということに気付き、そこを中心的に勉強したのが功を制したのかなと感じています。
使ったテキストは?
まずは単語力を向上させるために購入した単語帳がこちら
■韓国語能力試験 TOPIK 5・6級 高級単語800 /語研
わたしの場合単語帳で勉強するやり方と相性が悪く今まで単語帳で勉強するのを避けてきましたが、どうにもこうにも単語力が足りないと渋々使い出したこの単語帳が本当によかったです。
もちろん表紙に書いてある通りこの単語帳で勉強をすれば800単語以上覚えることができるのですが、
その単語を用いた長文が一緒に記載されており、実際に単語をどのような文章で活用させるのかをすぐに確認できるところがとってもよかったです。
さらに、文章構成のためにしていた勉強が「毎日韓国語でインスタ更新」です。
この投稿をInstagramで見る
毎日少しずつでもいいので、自ら考えた韓国語の文章を作ることに意味があると思ったので、書き始めた当初はしっかりした文章は書けませんでしたが、とにかく“毎日更新”するようにしていました。
しかしこの勉強の悪いところは、間違えていても指摘してくれない限り間違えたままの文章を覚えてしまうということです。
親切な韓国の方が、たまに指摘してくれる時がありますが、基本的にはそのままスルーとなってなってしまいます。。
そこで見つけたわたし的おすすめ教材がこちらです。
◾️韓国語3行日記
この教材を一言で説明すると“韓国語で送ったLINE内容を先生がしっかり添削&返事をくれる”という画期的な韓国語サブスクです。
紹介しているのは、独学で韓国語勉強をしている人なら知っている「トリリンガルのトミさん」の教材となります。
さやん
動画の中でもお話していますが、わたしの考えと同じようにトミさんも、毎日韓国語で文章を書く(日記を書く)ことをオススメしており、韓国語の実力を一気に伸ばしてくれる方法だと言っています。
自分の申し込みしたコースに合わせて1週間で送れるLINEの数が決まりますが、最低でも1週間で3通送れるプランがあるので、忙しくて中々平日は勉強する時間がないという人や、他の勉強と組み合わせたいという人も自分のライフスタイルに合わせてプランを決めることができます。
・1日1回毎日添削 1ヶ月間を毎日
・月額 : 8,980円(税込)
・平日プランは月曜日から金曜日の各1日に1回 平日のみ週5回
・月額 : 6,980円(税込)
・週末プランは金、土、日曜日の各1日に1回 週末のみ週3回
・月額 : 4,980円(税込)
さやん
しかも今なら3日間0円でお試しすることができます。
TOPIK5・6級合格を目指す上で쓰기(筆記)の勉強に力を入れたいと思う方には自信を持ってオススメしたい教材です。
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6級
正直わたしの韓国語大スランプと言っても過言ではない5級から6級の壁は高かったです。
合格するのに1年かかりました。
なぜこんなにも合格に時間がかかったのか?後から振り返ってみると、やはり6級は韓国語上級者の実力と証明されるので限りなく満点近く点数を取らないといけない為、幅広い韓国語の知識とTOPIKの独特の出題傾向を明確に把握する必要があるからです。
使ったテキストは?
上級になればなるほど購入する参考書がないなぁと思って1年ほど独自の勉強方法でやってきましたが、点数はなかなか伸びず苦しい期間を送りました。
なぜ点数が上がらないのか1から再度リサーチした結果、TOPIKにフォーカスを当てた参考書をしっかり解きこなし、自分の苦手としている部分をつぶしていくことが大切だと考えました。
そこで追加した参考書3冊がらこちらです。
①リスニング対策
■前田式! 韓国語 4色ボールペンディクテーション ワークブック
②読解⁽읽기⁾対策
➂対策問題集
■韓国語能力試験TOPIKII 総合対策[第2版]
紹介した3冊の参考書は、独学勉強で6級に合格されたブロガーの方のほとんどが持っていた3冊だったため、わたしもマネして勉強してみることにしました。
この参考書をしっかりやり込んだ結果、次のTOPIKでは244点と無事6級に合格することができました。
それそれの参考書の詳しい内容は下の関連記事で紹介しています^^
■関連記事
【中・上級者】これは神!TOPIKⅡ듣기リスニングを10点上げる参考書
【中・上級者】独学で韓国語勉強 TOPIKⅡ읽기(読解)オススメ参考書
【独学TOPIK受験】5・6級上級者まであと1歩にオススメ!韓国語参考書
まとめ
レベル別TOPIK の合格基準をまとめます。
3級
4級
5級
6級
・日常生活を問題なく過ごせ、
様々な公共施設の利用や社会的関係を維持するための言語(ハングル)使用が可能
・文章語と口語の基本的な特性を区分し理解、使用が可能
120点以上 / 300点
・公共施設の利用や社会的関係の維持に必要な言語(ハングル )機能を遂行することができ、
一般的な業務に必要な機能を実行できる
・ニュースや新聞をある程度理解でき、
一般業務に必要な言語(ハングル)が使用可能
よく使われる慣用句や代表的な韓国文化に対する理解をもとに
社会・文化的な内容の文章を理解でき使用できる
150点以上 / 300点
・専門分野においての研究や業務に必要な言語(ハングル)をある程度理解と使用ができ、
政治・経済・社会・文化などの全般に渡った身近なテーマについて理解し、使用できる
・公式的、非公式的且つ口語、文語的な脈絡に関する言語(ハングル)を
適切に区分し、使用できる
190点以上 / 300点
・専門分野における研究や業務遂行に必要な言語(ハングル)機能を比較的正確に、流暢に使用でき、
政治・経済・社会・文化などの全般的なテーマにおいて身近でないテーマに対しても不便なく使用できる
・ネイティブ程度までではないが、自己表現を問題なく話すことができる。
230点以上 / 300点
このようにTOPIKのレベルをわたしの体験談と一緒に見ていくと実感が沸いて、今どんな勉強をしなければいけないか明確になるのではないでしょうか?
TOPIKを受験したいと思っている方に少しでも参考になれば嬉しいです^^
■関連記事