


さやん
わたしは韓国語の知識“0”からコロナ禍3年間の独学でTOPIK(韓国語能力試験)6級まで合格することができました!

次の目標として「全国通訳案内士」の資格取得のために独学で勉強を頑張っているところです。
2024年に1次試験で不合格となってしまいましたが、2025年には無事1次試験に独学のみで合格することができました。

さやん
全国通訳案内士2次試験って?

TOPIK(韓国語能力試験)の最上級6級に合格し韓国語の実力を維持できるようになったわたしは、次に全国通訳案内士の資格取得に向けて勉強を始めました。
全国通訳案内士は外国語を使って外国人旅行客を案内し通訳を行うことができる国家資格です
その2次試験では韓国語での口頭試験があり、実際の実務に近いような観光に関する質問や自分の提案力を通して審査されます。
①プレゼンテーション
②通訳問題
➂シチュエーション問題
④質疑応答
さやん

出題範囲はざっくりと『観光について』ですが、観光と言ってもお題はさまざまです。
例えば『食べ物』『歴史』『日本の文化』『韓国地』『お祭り』『最近流行していること』などなど、そのため韓国語で日本の文化や歴史、観光地を一通り紹介できるようにしておく必要があります。
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■関連記事
【わたしの受験記録】2025年全国通訳案内士として仕事がしたいわたしの2次試験レポ(韓国語)
全国通訳案内士2次試験何から始める?

ではまず全国通訳案内士2次試験の対策勉強は何から始めるべきでしょうか?
それはズバリ『敵を知る』と言うことです。

さやん
全国通訳案内士試験の2次試験は1次試験に合格して初めて受験資格が得られる試験です。
その為、実際に私自身もそうでしたが、1次試験前は1次対策で頭がいっぱいで2次試験まで手が回らない状態でした。

さやん
1次試験に合格しないことには、2次試験の受験資格すらありません。
だからこそ、1次試験が終わったらできるだけ早く2次対策に入ることが重要になります。
そして
『ガイドになる為にはどんな技術が必要なのか』
『当日の試験はどのようなことがでるのか?』
『対策をするためにはどのように勉強を進めたらよいのか?』
まずやるべきは「試験の出題傾向をしっかり把握すること」から始めていくことがとても重要です。
具体的な勉強方法

では次に、実際にわたしが具体的にどんなことから始めたのか書いていきます。
①今年度のガイドラインを確認
②全国通訳案内士へ特化している参考書にて具多的な情報を得る
今年度のガイドラインを確認
まず初めに2次試験を受験するにあたり、再度『この試験に必要とされている知識や技術』を再確認します。
具体的には毎年発表される試験ガイドラインを丁寧に読み『どんな形式』で『どんな力が求められているのか』を把握することが、2次試験対策の土台になります。
さやん
①口述試験の目的・特徴
②使用する外国語
➂試験内容(3題)
④ 出題テーマの特徴
⑤試験時間
⑥合否判定の基準
⑦ 評価項目(ここが超重要)
口述試験の目的・特徴
ガイドラインに書いてある試験の目的・特徴をまとめてみます。
✓通訳案内の現場で必要な実践的コミュニケーション能力を評価
✓外国語力だけでなく総合的に活用できるかを見る試験
⇒日本地理・歴史・一般常識・通訳案内の実務知識
✓国家試験としての適切な対応力・姿勢も評価対象
使用する外国語
2次試験で受験する外国語は『1次試験で選択した外国語と同一言語』となります。
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試験内容(3題)
当日受験する科目は大きく分けて3種類です。
①プレゼンテーション問題+質疑応答
②通訳問題
➂シチュエーション問題
プレゼンテーション問題+質疑応答
✓3つのテーマから1つを選択
✓選んだテーマについて外国語で説明
✓その後、試験委員と外国語で質疑応答
通訳問題
✓試験委員が日本語文を読み上げ
✓それを外国語に逐次通訳
⇒通訳問題ではメモ取り可
シチュエーション問題
✓通訳内容に関連したシチュエーション問題
✓全国通訳案内士として適切な受け答え・態度が求められる
出題テーマの特徴
主に出題されるテーマをまとめてみます。
外国人観光客が多く訪れる観光地
外国人観光客の関心が高い内容
主な出題分野
地理
歴史
産業・経済
政治
文化
試験時間
試験時間は約10分です。
しかし入室から退室までの時間となりますので、実際に話をしている時間はもう少し短くなります。
合否判定の基準
合格基準点は原則7割と表記されています。
評価項目(ここが超重要)
そして試験の中で採点基準として『重要視』されている部分をまとめてみます。
プレゼンテーション力
コミュニケーション力
臨機応変な対応
会話を続けようとする姿勢
文法・語彙
発音・発声
ホスピタリティ
全国通訳案内士としてふさわしい態度・受け答え
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全国通訳案内士へ特化している参考書にて具多的な情報を得る
ガイドラインを確認した次に、わたしは「色々な合格者の実際のブログを拝見して、一通りの勉強法や使用している参考書を確認」するところから始めました。
そこで一番最初に思ったのが、「基本的な試験の概要をしっかり掴みたい!」ということでした。

全国通訳案内士は『国家試験』です。
ただの語学試験ではなく、国家試験となると国から技術を認めてもらえるということになります。
独学で勉強をしているわたしは、仮に合格した後にも『しっかりと知識あるガイド』の一員になるため基本的なことはしっかり理解したいと考えました。
ガイドの専門学校などに通っていなかったため、
まずは
『ガイドとは何か』
『通訳とは何か』
『どんな力・技術が求められているのか』
を信頼できるテキストから体系的に学びたいと考えました。
さやん

①『2024年度 全国通訳案内士試験二次口述 過去問詳解(上)』
2024年度 全国通訳案内士試験二次口述 過去問詳解(下)
➂『(改訂版)逐次通訳七番勝負!』
2024年度 全国通訳案内士試験二次口述 過去問詳解(上)

まずこの参考書は『全国通訳通訳案内士』に特化しているスクールを運営している方が作成している参考書になります。
引用元:PEPEnglishSchool
さやん
2次試験対策で過去問が必須なのは言うまでもありません。
この書籍は、2024年度(令和6年度)の全国通訳案内士試験二次口述の出題を再現し精緻な解答例と解説を付した唯一のシリーズです。
そして単なる問題集ではないんです!
初めて全国通訳案内士2次試験を受験する人が心得ておかなければならないことがまるっと1冊に詰まっています。
出題手順
出題傾向の分析
文書「予定内容について」の解説
試験会場の運営状況
試験改正の経緯
など
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『(改訂版)逐次通訳七番勝負!』
2次試験で多くの受験者が壁にぶつかるのが逐次通訳です。
普通の人は『通訳』という言語活動は初体験であり、通訳は『和文英訳』や『英作文』の口頭バージョンではなく、プロの技術が必要となります。

さやん
この本は通訳の考え方から技術習得法・具体的な練習法までしっかり学ぶことができます。
通訳理論を体系的に解説
学習者向けに噛み砕いた説明
プロの通訳者による手書きの通訳メモ例
又、この参考書にはDVD(動画)が付いており、実際に音声を聞きながら『理論 → 実践 → 振り返り』の流れを独学でも体験できます。
さやん
まとめ

今回は全国通訳案内士2次試験への勉強の始め方について紹介しました。
①プレゼンテーション
②通訳問題
➂シチュエーション問題
④質疑応答
①今年度のガイドラインを確認
②全国通訳案内士へ特化している参考書にて具多的な情報を得る
①口述試験の目的・特徴
②使用する外国語
➂試験内容(3題)
④ 出題テーマの特徴
⑤試験時間
⑥合否判定の基準
⑦ 評価項目(ここが超重要)
①『2024年度 全国通訳案内士試験二次口述 過去問詳解(上)』
2024年度 全国通訳案内士試験二次口述 過去問詳解(下)
➂『(改訂版)逐次通訳七番勝負!』
私はこの方法を使って、まず次の点を重点的に確認しました。
- ガイドとは何か
- 通訳とは何か
- 試験で求められている技術・姿勢
- どんな力を身につければ合格に近づくのか
そして「試験を突破するためには、どんなことを習得して攻略する必要があるのか」を理解することが、2次試験対策のスタートラインだと感じたからです。
独学でも諦めず合格できるよう、皆さんのお役に立てば幸いです(^^♪
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